敏感肌が抱える悩み
肌が弱い人にとって、『マスクをつける』というのは苦痛でしかないですよね。
肌が弱いと顔に何かが少し当たるだけで、その当たった部分がかぶれたり、ニキビができたり、赤くなったり、ブツブツができてしまいます。
でも、どうしてもマスクをしなければいけない時もあるので、その地獄から完全に逃げ切ることはできません。
そこで、アトピー性皮膚炎の私の体験と本やテレビ、そして経験者たちの話を参考に、私なりの『超敏感肌の人のマスクによる肌荒れ防止策』をご紹介します。
肌荒れの原因は?
そもそも、なんでマスクのせいで肌が荒れてしまうのかというと、
マスクの生地が肌に合わない、マスクと肌がこすれることで起こる摩擦、汗による蒸れ、マスクが汚い(衛生の問題)というのが考えられます。
1つずつ解説していきますと、まず、
・マスクの生地が肌に合わない。
これはかなり重要なことです。
肌が弱い人はアレルギーを持っていたりもします。
つまり、生地に含まれる成分が肌に合わない場合もあるということです。
これはもう、自分に合うマスクを見つけるしかありません。
どうしても見つからなければ、自分で生地(ちゃんとウイルス通さない生地が調べてから)を買って作ってしまうのも1つの手です。
私のオススメはマスクと顔の間にやわらかいティッシュを1枚挟むこと。
これで顔にマスクが直接触れることもありませんし、やわらかくて優しいティッシュなら顔に当たっても刺激が少ないのです。
この方法で、次に解説予定の『マスクと肌がこすれることで起こる摩擦』の問題も簡単に解決します。
もし、ただでさえマスクをしたことによって息苦しさを感じるのに、ティッシュなんて挟んだらもっと苦しくなる!と思う人は
ティッシュは薄いものが2枚重なっているので、その1枚だけをマスクと顔の間に挟むだけでも十分です。
息苦しさもなく、肌への摩擦をかなり抑えることができますよ。
・汗による蒸れ
これも敏感肌の人にとってはかなり大きな問題です。
汗は肌を荒れさせる原因の1つですし、とくにアトピーの人にとっては本当に厄介な存在です
。
そこで私が実践しているのは人がいない場所でマスクを外し、こまめに汗をしっかりと拭くこと。
これだけで、本当に全然違います。
ただ気をつけてほしいのはハンカチなどで力を入れて顔の汗を拭き取ると、そのせいで肌が荒れます。
拭く時は絶対に毎回優しくしましょう。
ハンカチが顔に当たると痛いと言う人は、ティッシュで拭くのが良いかもしれません。
・『マスクが汚い(衛生の問題)』
マスクはいつも清潔なものを使いましょう。
もし可能なら、午前と午後でマスクを変えることをオススメします。
マスクの中に菌がいたり、女性であれば化粧品で汚れていたり、汗でぐちゃぐちゃになっていたりするとそれを長時間つけ続けるのは肌に悪すぎますし、マスクをしている意味がないです。
だから、汚れたなと思ったらどんどん清潔なマスクに付け替えた方がいいです。
しかし、マスク代だってバカにならない!1日で何枚もマスクを使うのは嫌だ!という考えの人もいるでしょう。
そこでオススメしたいのが、さきほど紹介したマスクと顔の間にティッシュを挟む技です。
ティッシュを挟んでいれば、もし(マスクの内側が)汚れたなと思ったらティッシュを変えるだけで済みます。
口紅だって、ファンデーションだって、ティッシュさえ挟んでいれば、マスクではなくティッシュに色がうつるだけ。
したがって、私が1番オススメしたい『超敏感肌の人のマスクによる肌荒れ防止策』は
マスクと顔の間にやわらかくて優しいティッシュを1枚挟むこと、です。
読んでくださり、ありがとうございました!